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広告運用マンが解説!マーケターの必須教養科目、リスティング広告

上場企業で広告運用のトレーダー経験が豊富なのすけ。広告主としても広告代理店としてもトレード経験があるからこそ、また現役で広告商材を売っているのすけ流の解説をしていきます。

守秘義務があるため詳細は言えないのがもどかしいですが、世界や日本を代表する名だたる企業での運用実績が豊富です。

リスティング広告はマーケターであればもはや必須教養科目と言っても過言ではないです。
マーケターを名乗っているのに「集客の基本ツール」であるリスティング広告を知らない...は途端に胡散臭さや信頼の低さが滲み出ます。(仮に職域として担当外だったとしても。)

個人だろうと法人だろうと、商品販売やサービス販売に主体的であれ間接的であれ関わるのであれば、立場を問わず必ず理解するべきものがリスティング広告です。

ソーシャルメディア全盛の今だからこそつかんでおくべき基本中の基本となりますのでしっかり理解しましょう。

リスティング広告とは

リスティング広告は検索連動型広告と呼ばれる種類のオンライン広告、デジタル広告です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/検索連動型広告

ひと昔前、スマホ全盛になる前の時代は何かを探すとなると必ず使っていたのが「Yahoo」や「Google」をはじめとした検索エンジンです。

今なお利用者の数は絶大で、Yahooに関してはただの検索サイトではないにせよ、月間アクティブ利用者数は脅威の8900万UU、分かりやすく言えば、スマホやPCを使ってYahooのサービスを使っている人が月に述べ8900万人いるということです。

▶︎Yahooのソース

https://ads-promo.yahoo.co.jp/topics/cp/ld201911/

日本で使われているソーシャルサービスで最もユーザー数が多いものはLINEですが、こちらは月間約8600万人に使われています。Yahooサービスの凄まじさがよくわかると思います。

▶︎LINEのソース

https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202101-06_summary_v1.pdf

最も、広告に関わっている人間としては、YahooとLINEが経営統合するという事実の方がすげーーー!って感じです。GoogleとInstagram(Facebook)がくっつくみたいなもんですからね。
*最もFacebook社(現Meta社)とAlphabet社(Googleの親会社)が正真正銘の化け物ですが...YouTubeとInstagramが双方とも全然別の会社が運営していたと聞いてしっくりこない人の方が多いと思います...

https://www.z-holdings.co.jp/special/

プロによるリスティング広告の詳しい解説

リスティング広告はテクニカルな部分が少なからずあり、これだけで食べていっている会社がいまだに多く存在します。(経験豊富だと正直副業だけで食べていけます)

以下のリンクはそんなリスティング広告運用でも有名なアナグラムさんの記事です。

こう言ったプロの方に詳しい解説は任せつつ、全員が抑えるべきポイントに絞りながら解説していきます。

よくわかるリスティング広告

さて、リスティング広告、検索連動型広告とは何か。
検索連動型=Yahoo検索やGoogle検索で検索をした際に、ということです。

すなわち検索行動をしたときに出てくる広告ということですね。

Yahoo検索
Google検索

個人的な趣味キーワードになってしまいましたが、上の方から見ると「広告」というパワーあふれるワードが入っているのがわかるでしょうか。

そう、これがリスティング広告です。

なぜ「リスティング」という名称かといえば、リスト型の広告だからです。
この広告は上から順に買われています。Yahooの方であればベルーナ社とAmazon社が「日本酒」というキーワードが検索された際にこの上部に自社のサイトリンクを表示する権利を「買っている」形になります。

で、どうやって買っているかというと、ズバリ、「オークション」です。

広告オークションの仕組み

Yahoo検索広告の仕組み

https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ydn/articledetail?lan=ja&aid=27041

例の如く専門用語がずらずら並んでいますが、要するにオークションなのでサザビーズあるいはクリスティーズのようなものです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/競売

オークションがどうやって決まるかというのは一旦さておき、複数の方が参加するゲームのようなものです。

先程の例でいえば「日本酒」というキーワードについて、手を挙げた会社ないし個人が買いたい金額等をベースに競争、競り合う形です。

極端な例でいえば、1万円しか出せない人もいる一方で、是が非でも欲しく100万円でも買いたい人がいる。そんなイメージです。

例えば広告業界あるあるだと不動産と単品通販だと単価が雲泥の差です。

そもそも一生かけた買い物に等しく、東京都内ならば7000万円を超えることも珍しくない持家と、たかだか数千円程度のサプリメントでは広告の費用対効果に対して尺度が全く異なるのも無理からぬことです。

ROI、Return of Investment/費用対効果

コスパ、といえば一発で理解できる人が多いと思いますが、お客さんを集める手段の一つであるリスティング広告においても、これは全く同様のロジックが働きます。

個人事業を営むにあたって売り上げも出ないうちにリスティング広告にじゃぶじゃぶお金を使うのは正直なところ金の無駄にも程があります。

特に競合がどれだけの費用対効果まで許容しているかという点は非常に重要です。
特にリアルの集客とオンライン上の集客で全然違うフィールドになっていることも少なくないため、よく考えずに悪戯にお金を使うのは良い結果を生みにくいです。

リスティング広告をプロに任せると何が違うのか

リスティング広告は個人の方でも運用でき、いわゆるアフィエイターや個人事業主、はたまた中小〜大企業でも専門家に任せずに自ら自社で運用することが可能です。

ただし、どんどん進歩しているリスティング広告ではありますが、まだ完全に自動化されているとは言いがたく、広告媒体の特性を掴みながら競合も分析を重ねている新機能を使いこなしていく必要があります。

そう言った意味で特定の市場でのみ戦う広告代理店より一部業務は委託することが経営としてのROIでも重要であるといえます。完全にプロ任せも危険ですし、完全に自己流で悪戯に悪化させるのも良くない領域です。

適切なアドバイザリーを用意し、改善し続けることが望ましいです。

経営資源としてROIが許せば言いなりにはならない方がいいですがフル外注もありですし、社内で人材抱えてでもROIが合うのであれば内製してしまうのが良いです。

アドバイザリーが用意できない場合はご相談を

宣伝になって恐縮ですが万が一信頼のおけるアドバイザリーあるいは代理店が用意できない場合は一度ご相談ください。壁打ちからデリバリーまで含めてお手伝いさせていただくことが可能です。

私がこのサイトに込めた想いは以下の記事で詳しくお伝えしております。

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